性犯罪加害者について

この数か月バタバタしていて読めていなかった雑誌「創」をまとめて読んだ。

きちんと通読はしていないけれど、気になるところを重点的に読んだ感じだ。

とくに興味深かったのは、11月号の性犯罪特集だ。

 

冒頭に「薬物依存と性犯罪はよく似た問題と構造を抱えている」とある。性犯罪も薬物のように、常習犯にとっては依存性が高い。

依存症の構造はアルコールや薬物などの物質への依存に限らず、DVや窃盗やセックスなど、行為にも当てはまる。性犯罪の加害者臨床においても、依存症治療の方法が活かせるのではないだろうか。

性犯罪で懲役13年を経て出所した樹月カインさんは、アルコールや薬物の依存症者のような、性犯罪加害の当事者による治療共同体を作りたいと考えているという。私は素直に素晴らしい試みだと思う。

 

アルコールや薬物の依存症者ですら、その治療は大きな困難を伴うものだが、性犯罪加害者の治療となるとさらに困難を伴うだろう。

たとえば、アルコール依存症自助グループが発案した依存症治療のための12のステップのひとつめ、「私たちはアルコールに対し無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた」を性犯罪にあてはめてしまうとどうなるだろう。

「私たちは性衝動に対し無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた」となってしまう。

それを認めなければ前に進むことはできないのだが、それを認めるというのは社会的にもとんでもないことであるし、本人にとっても自身への辱めにならざるをえない。

アルコールや薬物の依存症者が「10年やめた」と言うのと、性犯罪加害者が「10年やめた」と言うのとは、わけが違う。やめ続ける努力を認め合うとかいう以前に、性犯罪はやめて当たり前だからだ。しかし、やめられて当たり前なら最初から繰り返さずに済むわけで、現実はそんなに簡単な話ではない。

 

そこまでして性犯罪者を治療してどうする、と思われるかもしれない。

しかし、現状では治療も何もされていない性犯罪者が刑期を終えたら社会に出て野放しにされている。それがまず大問題ではないか。

だったら、一生刑務所に放り込めばいいとか、死刑にすればいいとかいう極論で解決したがる人も多いだろう。しかし、私は罪を犯した人を隔離するとか殺すとかいう安易な発想は社会のためにならないと思っている。

 

樹月カインさんは、刑務所の処遇について、次のように指摘している。

「考えてみれば、仮釈放や懲罰をちらつかせて受刑者を服従させる刑務所の処遇モデルは、暴力や脅迫、ワイロなどを用いて他者を性的に支配する性犯罪者の行動原理とどこか似ています。」

刑務所で過ごすことが、性犯罪者の治療になるどころか、むしろますます性犯罪を助長しているとすら考えられる。

虐待を受けた子供が親になって虐待をする傾向があることからもわかるように、強者に支配されるシステムの中で生きた者は、自分より弱い者を支配するようになる。実際、性犯罪加害者にはかつて性犯罪被害に遭った者も多いという。

何のための刑罰なのだろうか。そんなに無意味で、かつ性犯罪を助長する可能性もあることをするくらいなら、きちんと治療プログラムを充実させるべきではないか。

 

民族差別はまず、特定の民族を強姦魔や淫売婦に仕立て上げることから始まると聞いたことがあるが、性をめぐる烙印は、人間の尊厳を最も傷つける屈辱と根源的に関わっている。強姦は肉体だけでなく魂まで犯すという。なぜ性暴力は、そこまで特別な意味をもつのだろう。

だから私は性というものに興味があるし、それをめぐって傷ついたり狂ったりしていく人たちについてよく知りたい。そこには、私自身の根源的な苦悩を解く鍵があるような気がしている。

ひかるさんと大和さんについて

あまり語りたくないことだが、ひかるさんと大和さんについて、自分の気持ちの整理のためにも書いておきたい。

 

私は、彼らがこうやの不動産関連の借金について何か知っているのに隠しているように見える、という疑惑について配信上で打ち明けた。

べつに、大和さんとひかるさんがこうやからお金を脅しとって自殺に追い込んだとか断定したわけではないし、詐欺師だとか人殺しだとか言ってるわけではない。

本人たちにも直接そのことを、くどいほど何度も伝えた。

それなのに大和さんもひかるさんも、私が彼らを詐欺師の共犯扱いしているかのように印象づけて、訂正しない。「疑われて迷惑だ!」と騒ぎ続けている。

さらに、なぜかふたりは私が関係ない金バエさんも疑っていることにしたがる。

それになぜかみずにゃんも乗っかった。

なぜこんなにも情報が捻じ曲げられ、攪乱させられるのだろうか。

 

そもそもこんなことになったのは、ライラちゃんに「ひかるさんと大和さんは黒幕の可能性がある」という話をしてしまって、その情報が愛羅さんと鮫島さんに流れたせいだ。

私はライラちゃんには話の概要は伝えたが、詳しくは語らなかった。だから、愛羅さんと鮫島さんの話す私の情報はかなり想像で補われ脚色されている。真実に嘘を織り交ぜるので、余計にややこしい。

私が「黒幕」と言ったのは、ひかるさんと大和さんがこうやの不動産関連の借金問題が表沙汰にならないように動いているという意味だったが、いつの間にかこうやから金を騙し取って山分けしているというような話に変化していた。

さらに面倒なのは、みずにゃんが話をもっとややこしくしたことだ。みずにゃんは、私がみずにゃんに香典回収を頼んだとか、詐欺被害の相談や配信者の悪い噂を色んな配信者に言いふらしているだとか、どこから湧いてきたのかわからない大嘘を主張しまくったのだった。

 

この騒ぎが起きた最初の頃は、ひかるさんも大和さんもSさんとは全く親しくないし関係ないと言い張っていた。しかし、徐々に実は親しかったこと、何か知っていた可能性が高いことが明らかになったのは、私としんやっちょさんのコラボ配信をきちんと見ていた人たちは理解できたと思う。

 

大和さんはプライベートでSさんと関わったのはたまちゃん一日店長の日に白木屋に行ったときくらい、と言っていたが、あとから何度も食事をしたことがあるとか、Sさんの行きつけの池袋のバーにも行ったことがあるとか、Sさんが大和さんの働いていた海の家に二回は来たとか、どんどん親しかったことが明らかになっていった。

たまちゃん一日店長の日にこうやがSさんに怒鳴られた現場にいた大和さんは、「あのときは酒と薬のせいですっぽかしたこうやさんが悪いんですよ」と周りに説明し続けていた。しかも「怒っていたけど、最後にはこうやさんをはげましていました」と、Sさんを庇った。

しかし、たまちゃんはSさんが怒鳴りながら「契約にかかった頭金は返さない」とこうやに言ったのを聞いていた。大和さんは「全部を事細かに覚えているわけではない」と、その話は記憶にないようだった。

 

ひかるさんはSさんはどちらかといえばこうやのリスナーで自分のリスナーではないと強調していた。キャスバーの常連で、よくご飯に誘われてこうやも含めて3人で話すことがあったと説明している。しかし、こうやは配信履歴の中で、Sさんと初めて出会ったのはひかるさんの誕生日会であり、Sさんはひかるさんのリスナーであるというような説明をしている。

ひかるさんは7月の時点ではこうやが家の契約のお金を二重にとられた話を知らないと言っていた。しかし実は前の家を解約することになって二重契約することになるトラブルの経緯や、解約した家の場所まで、かなり詳しく知っていた。知らないふりをしたことについて、「知ってると言ったらSさんに会ったときに気まずいから」と説明していた。

 

これでも自分たちは怪しくない、根拠もなく疑われて迷惑していると言える立場なのだろうか?

自分たちが本当に怪しくないし疑われる覚えもないのであれば、丁寧に釈明すればいいだけの話だ。

ところが、ひかるさんも大和さんも、私の質問にまともに答えることはなく、すべてをはぐらかし、ごまかした。みずにゃんと一緒になって論点をぐちゃぐちゃにして、まったく話が進展しないようにしてきた。

 

そもそも、ひかるさんも大和さんも自分の知っていた人が詐欺師だったということに何も驚かないのだろうか?こうやが騙されていた可能性について、ショックを受けないのだろうか?

Sさんが逮捕されて、私が被害者なのは確定していて、こうやも大金を騙し取られたであろう証拠はほぼ揃っている。そのことについて、もっと気にならないのだろうか?感情が揺さぶられないのだろうか?信じられないとか、許せないとか、ないのだろうか?

ふたりとも焦って必死に自己弁護しているようにしか見えなかった。

 

こんなにふざけた話があるだろうか。

 

 

しんやっちょさんは悪くない

11月5日に私とコラボ配信をしたとき、しんやっちょさんがYou chu bar(旧casbar)について黒い噂があるという話をした。そのことで偽計業務妨害だとしてYou chu barのオーナーさんが被害届を出し、警察に受理されたという。結局、被害届は取り下げられることになったが、こんなことで逮捕されるかされないかの騒ぎになることに憤りを禁じ得ない。

 

1・5月の暴行事件について

 

しんやっちょさんは5月3日に旧casbarにて周りに煽られて嫌いなお酒を飲まされて泥酔状態になり、暴れて女の子の帽子のつばを叩いた。相手には傷もついていないどころか、体に触れてすらいないにもかかわらず、しんやっちょさんはすぐに警察に連行され暴行で逮捕された。

それだけならまだしも、その事件は凶悪犯罪のようにテレビニュースで大々的に報道され、しんやっちょさんは一ヵ月近く拘留され続けた。釈放された後も、配信を自粛することになってしまった。

この事件をきっかけに、配信者が出演するテレビ番組PUSHが終わることになった。

 

当時、こうやはこの事件について、相当な憤りを顕わにしていた。

最初のうちは逮捕芸を面白がって笑っていたが、事態が深刻になるうちにこうやの様子は変わった。48時間拘留で済むはずだと思っていたこうやは、ずっと拘留され続けるしんやっちょさんを「まだ出てこないのかな」と毎日心配し、「さすがにこんなに長いのはおかしい!」と言うようになった。

事件をいかにも凶悪に演出するテレビ番組に対する不審感について配信外でも配信上でも繰り返し語るようになり、「やっちょくんはいじめられている」「テレビ業界を憎む」とまで言うようになった。

番組が終わったものの、騒動が落ち着けばまだテレビ出演のチャンスが残されていたにもかかわらず、PUSHメンバーを自ら退会してしまった。こうやはそれまでPUSHにかなり力をいれており、出演者の人気ランキングでは2位にまでのぼりつめた。そこに至るまでにたくさんの人とお金を動かしてきただろう。それだけの努力と結果を捨てたくなるほど、こうやはテレビ業界に拒絶反応を示していた。

 

この事件によって、Sさんに架空の示談金を要求され借金に苦しんでいたこうやはさらに精神的ダメージを受けたことだろう。

 

私はこの当時、こうやはちょっと気にしすぎだと思っていた。配信者は偏見に晒される商売だから、おおげさに悪者扱いされても仕方ないだろうくらいにしか思っていなかった。でも、今の私にはこのときこうやが感じた悔しさと怒りが痛いほどわかる。

なぜしんやっちょさんばかり、犯罪者に仕立てあげられてしまうのか?

 

2・今回の偽計業務妨害について

 

11月20日の配信において、オーナーであるバットマンさんは被害届を出した理由について、バットマンさんが未成年を買春しているというような噂について話したこと、casbarのときにトイレで注射器が見つかったことなど店の評判を下げる話をしたことのふたつをあげた。

しんやっちょさんが、「自分が言い出したわけではないし他の配信者も同じ話をしているのになぜ自分だけ責められるのか」と反論すると、バットマンさんは「しんやっちょは影響力があるから」と答えた。

私にはこの言い分が、差別だとしか思えない。

 

配信者が聞いた噂話をすることなんて日常的なことだ。しんやっちょさんは、連日Youchubarを悪意をもって誹謗中傷して攻撃していたというわけではない。こんなことで言論統制をされたら、しんやっちょさんはもう何も話せなくなってしまう。

それに、しんやっちょさんが影響力のある配信者なのであればこそ、逮捕に追い込むようなことをして大騒ぎをしても店に何のメリットもないはずだ。むしろ余計にしんやっちょさんがオーナーさんや店の悪評を話していたという情報が広まるだけではないか。

何か別の目的があるのではないか?都合の悪いことを言う人間を消そうとしているのではないか?

こんなことでなぜひかるさん大和さんせんちょさんまで寄ってたかってしんやっちょさんを責め立て、みずにゃんも便乗し、謝罪を要求するのかわからない。私にはいじめにしか見えない。

 

3・悪くなくても逮捕はされるし、悪いやつでも逮捕されない

 

ひかるさんと大和さんは「悪いことをしてたら自分たちは捕まっている」「捕まっていないことが白である証明」というようなことを繰り返し言っていた。

ひかるさんと大和さんが白か黒かということは置いておいて、悪いことをすれば必ず捕まるとか、悪いことをしなければ捕まらないというのは誤った認識だ。

 

法的に犯罪と見なされ、証拠が揃っていれば、大して悪くなくても捕まる。しかし、法の隙間をくぐり抜け、証拠を残さなければ悪党でも捕まらない。犯罪被害者の知識や精神力や行動力にも左右される。それが法治国家の柔軟性のなさであり、残酷さだ。

 

実際、しんやっちょさんは女の子の帽子のつばを叩いただけで一ヵ月近く拘留され、テレビニュースで犯罪者として取り上げられたが、Sさんは小島GPさんから12万、こうやから114万以上、私から299万、しーくんから16万、騙し取ったが、私が死ぬ気で追い詰めなければ捕まることはなかった。被害者のうちのひとりは自殺するまでに至ったが、その他の被害者は泣き寝入りするだけで終わっただろう。

そのSさんの悪事の暴露に勇気をもって協力してくれた正義の配信者は、しんやっちょさんしかいなかった。

 

私がSさんを逮捕に追い込むのは本当に大変だった。Sさんの情報はほぼなく、証拠もほぼなく、それでも復讐のために何もない状況から動けるだけ動いてかき集めた。

警察には事件にするのは無理だとか、忙しいから対応できないだとか言われ、最初に頼んだ探偵には高額な調査費用を騙し取られ、ある弁護士には探偵に依頼するのは無駄だと笑われた上に何の解決策も提案されなかった。

悔しい思いをして何度も泣いて、それでも諦めずに頼れる人を探し続けた。仲間と幸運に恵まれて結果を出すことができた。

悪い人間に制裁を加えるのは、それだけ強い意志が必要なことなのだ。

一方で、大して悪くもない人間を逮捕に追い込んで悪者扱いするのはとても容易い。

 

私は今回の騒動は本当に許しがたいことだと思っている。

しんやっちょさんは何も悪くない。声を大にして言いたい。

しんやっちょさんは悪くない

11月5日に私とコラボ配信をしたとき、しんやっちょさんがYou chu bar(旧casbar)について黒い噂があるという話をした。そのことで偽計業務妨害だとしてYou chu barのオーナーさんが被害届を出し、警察に受理されたという。結局、被害届は取り下げられることになったが、こんなことで逮捕されるかされないかの騒ぎになることに憤りを禁じ得ない。

 

1・5月の暴行事件について

 

しんやっちょさんは5月3日に旧casbarにて周りに煽られて嫌いなお酒を飲まされて泥酔状態になり、暴れて女の子の帽子のつばを叩いた。相手には傷もついていないどころか、体に触れてすらいないにもかかわらず、しんやっちょさんはすぐに警察に連行され暴行で逮捕された。

それだけならまだしも、その事件は凶悪犯罪のようにテレビニュースで大々的に報道され、しんやっちょさんは一ヵ月近く拘留され続けた。釈放された後も、この事件をきっかけに配信を自粛することになってしまった。

この事件をきっかけに、配信者が出演するテレビ番組PUSHが終わることになった。

 

当時、こうやはこの事件について、相当な憤りを顕わにしていた。

最初のうちは逮捕芸を面白がって笑っていたが、事態が深刻になるうちにこうやの様子は変わった。48時間拘留で済むはずだと思っていたこうやは、ずっと拘留され続けるしんやっちょさんを「まだ出てこないのかな」と毎日心配し、「さすがにこんなに長いのはおかしい!」と言うようになった。

事件をいかにも凶悪に演出するテレビ番組に対する不審感について配信外でも配信上でも繰り返し語るようになり、「やっちょくんはいじめられている」「テレビ業界を憎む」とまで言うようになった。

番組が終わったものの、騒動が落ち着けばまだテレビ出演のチャンスが残されていたにもかかわらず、PUSHメンバーを自ら退会してしまった。こうやはそれまでPUSHにかなり力をいれており、出演者の人気ランキングでは2位にまでのぼりつめた。そこに至るまでにたくさんの人とお金を動かしてきただろう。それだけの努力と結果を捨てたくなるほど、こうやはテレビ業界に拒絶反応を示していた。

 

この事件によって、Sさんに架空の示談金を要求され借金に苦しんでいたこうやはさらに精神的ダメージを受けたことだろう。

 

私はこの当時、こうやはちょっと気にしすぎだと思っていた。配信者は偏見に晒される商売だから、おおげさに悪者扱いされても仕方ないだろうくらいにしか思っていなかった。でも、今の私にはこのときこうやが感じた悔しさと怒りが痛いほどわかる。

なぜしんやっちょさんばかり、犯罪者に仕立てあげられてしまうのか?

 

2・今回の偽計業務妨害について

 

11月20日の配信において、オーナーであるバットマンさんは被害届を出した理由について、バットマンさんが未成年を買春しているというような噂について話したこと、casbarのときにトイレで注射器が見つかったことなど店の評判を下げる話をしたことのふたつをあげた。

しんやっちょさんが、「自分が言い出したわけではないし他の配信者も同じ話をしているのになぜ自分だけ責められるのか」と反論すると、バットマンさんは「しんやっちょは影響力があるから」と答えた。

私にはこの言い分が、差別だとしか思えない。

 

配信者が聞いた噂話をすることなんて日常的なことだ。しんやっちょさんは、連日Youchubarを悪意をもって誹謗中傷して攻撃していたというわけではない。こんなことで言論統制をされたら、しんやっちょさんはもう何も話せなくなってしまう。

それに、しんやっちょさんが影響力のある配信者なのであればこそ、逮捕に追い込むようなことをして大騒ぎをしても店に何のメリットもないはずだ。むしろ余計にしんやっちょさんがオーナーさんや店の悪評を話していたという情報が広まるだけではないか。

何か別の目的があるのではないか?都合の悪いことを言う人間を消そうとしているのではないか?

こんなことでなぜひかるさん大和さんせんちょさんまで寄ってたかってしんやっちょさんを責め立て、みずにゃんも便乗し、謝罪を要求するのかわからない。私にはいじめにしか見えない。

 

3・悪くなくても逮捕はされるし、悪いやつでも逮捕されない

 

ひかるさんと大和さんは「悪いことをしてたら自分たちは捕まっている」「捕まっていないことが白である証明」というようなことを繰り返し言っていた。

ひかるさんと大和さんが白か黒かということは置いておいて、悪いことをすれば必ず捕まるとか、悪いことをしなければ捕まらないというのは誤った認識だ。

 

法的に犯罪と見なされ、証拠が揃っていれば、大して悪くなくても捕まる。しかし、法の隙間をくぐり抜け、証拠を残さなければ悪党でも捕まらない。犯罪被害者の知識や精神力や行動力にも左右される。それが法治国家の柔軟性のなさであり、残酷さだ。

 

実際、しんやっちょさんは女の子の帽子のつばを叩いただけで一ヵ月近く拘留され、テレビニュースで犯罪者として取り上げられたが、Sさんは小島GPさんから12万、こうやから114万以上、私から299万、しーくんから16万、騙し取ったが、私が死ぬ気で追い詰めなければ捕まることはなかった。被害者のうちのひとりは自殺するまでに至ったが、その他の被害者は泣き寝入りするだけで終わっただろう。

そのSさんの悪事の暴露に勇気をもって協力してくれた正義の配信者は、しんやっちょさんしかいなかった。

 

私がSさんを逮捕に追い込むのは本当に大変だった。Sさんの情報はほぼなく、証拠もほぼなく、それでも復讐のために何もない状況から動けるだけ動いてかき集めた。

警察には事件にするのは無理だとか、忙しいから対応できないだとか言われ、最初に頼んだ探偵には高額な調査費用を騙し取られ、ある弁護士には探偵に依頼するのは無駄だと笑われた上に何の解決策も提案されなかった。

悔しい思いをして何度も泣いて、それでも諦めずに頼れる人を探し続けた。仲間と幸運に恵まれて結果を出すことができた。

悪い人間に制裁を加えるのは、それだけ強い意志が必要なことなのだ。

一方で、大して悪くもない人間を逮捕に追い込んで悪者扱いするのはとても容易い。

 

私は今回の騒動は本当に許しがたいことだと思っている。

しんやっちょさんは何も悪くない。声を大にして言いたい。

Sさんのその他の被害者

こんにちは。カナこと里香です。

これまでの記事を読んだ方や、11月5日の配信をじっくり集中して見てくださった方は、こうやがSさんからの詐欺被害に遭って100万円以上騙し取られたことは理解できたはずです。

私もSさんからの詐欺被害に遭い、299万円を騙しとられました。そのことは、被疑者であるSさんが逮捕され、自供もしているので信じてもらえると思います。

実はSさんの詐欺の被害に遭ったのは、こうやと私だけではないのです。

 

ここからは、確定しているその他の被害者について書きます。

 

まず、配信者の小島GPさんです。

去年、小島GPさんはSさんに「夢を叶えてやるよ」と言われ、東武東上線ウォーキングの企画を提案されます。Sさんは、企画応援のために鞄や配信機材などを気前よく買ったり、焼き肉を奢ったりして小島GPさんに手厚い支援をしました。

ところが、小島GPさんが仕事の都合で東武東上線ウォーキングを断念することになると、Sさんの態度が変わります。なぜかSさんは企画を断念した罰金として、期待して応援した自分に3万円を寄越せと言い出したのです。意味不明な言いがかりですが、小島GPさんはそのときは言われるがままに3万円を渡してしまいました。

小島GPさんは罰金を払った後も、なぜか企画断念のお詫びのためにSさんに中華料理を奢ることになりました。その後所持金がなかった小島GPさんがATMに行くと、なぜかSさんは全額おろせと言ってきて、小島GPさんは月の給料9万円を全額おろしました。

食事のあとにカラオケに行くことになり、Sさんの付き合いで小島GPさんはお酒をたくさん飲まされました。カラオケでトイレに行って、部屋に戻って来るとなぜかおろした9万円がなくなっていました。Sさんは「仕方ないな、ここは俺が出すよ」とカラオケ代を出してくれました。小島GPさんはその時は自分が給料を落としてしまったんだと思っていました。

その後、給料をなくしたという配信をしていると、「トイレに行ってる間にSがリュックを漁っていた」とリスナーさんたちに指摘され、小島GPさんはお金を盗まれたことに気づきました。警察に相談したけれど、証拠不十分で取り合ってもらえませんでした。

このようにして小島GPさんは、Sさんの被害に遭い12万円を失いました。

この話は、小島GPさんの11月6日のふわっちの配信履歴で本人が語っているのを確認できます。

 

次に、You chu bar店員のしーくんです。

しーくんの被害には私も少し関係しています。

私は9月になってからSさんに騙されていたことに気づき、慎重に裏で動くために一ヵ月半Sさんをブロックしました。実はこの時期私はしーくんに対して、Sさんに加担している可能性とSさんの被害者である可能性をどちらも考えており、しーくんのことも警戒してブロックしていました。私は泥酔しているときにしーくんに睡眠薬を盛られたことがあり、そのあとSさんにラブホテルに連れ込まれ、強姦されかけたからです。

私は表向きSさんには、「こうやくんの誕生日が近いから精神的に病んでいる」「海の家に行ったときにしーくんに、“カナちゃんがいると楽しい雰囲気が暗くなる”と言われたけど、楽しい気分にならないし、今の私は暗くなることしかできない」というようなことを伝えて連絡を絶っていました。

そのときの私の発言が、思わぬかたちで詐欺に利用されることになります。

Sさんはしーくんに、「しーくんがカナちゃんを傷つけるような発言をしたせいで、カナちゃんと連絡がとれなくなった。カナちゃんに16万円貸していたけど、会社の経費だからすぐに返ってこないと困る。」という嘘を吹き込みます。しーくんは自分に原因があると責任を感じて、Sさんに16万円を貸してしまいました。

しーくんは以前Sさんに数万円を貸したことがあり、そのお金がすぐに返ってきたことから、Sさんは借りたお金はちゃんと返すだろうと信用していました。ところが、今回はすぐ返ってきませんでした。Sさんは何度も理由をつけて返済をどんどん先延ばしにしました。

このようにして、しーくんはSさんの被害に遭い16万円騙しとられました。

しーくんの被害に関しては、次の動画の中で本人が語っています。

⑥【疑惑の人】しんやっちょ!!Sさんとも関り⁉があるしーくんが登場!!リカとSさんとの関係性を追求する!! https://youtu.be/6Ld8mxQAD5U @YouTubeさんから

 

ここまでが、確定している他の被害者の話です。

 

他にも、噂のレベルですが、確定していない被害疑惑がたくさんあります。

被害者としてよく名前が挙がるのはヒドンナさん、みず吉さんです。

ヒドンナさんは財布を持たずにリア凸にきたSさんにあれこれ買わされそうになり、リスナーさんの忠告でSさんは怪しいと判断して帰らせたそうです。

みず吉さんはSさんからお金を借りたことで後々恐喝されていたようです。その事件には、みゅーつーとひかるさんが関わっているとのことです。

これらの情報は飽くまで噂ではありますが、11月5日の配信の後にリスナーさんたちから同じ話が多数寄せられており、雑談たぬき等の掲示板でも話題になっています。

その他にも、もっと確証のない噂も挙げるのであれば、被害者として片桐えりりかさんや石川典之さんなど、大手配信者たちの名前も出ています。

また、配信を見ていて「自分もSさんに鞄を漁られてお金を盗られたことがある」というリスナーさんのコメントも何度か見かけたし、ひかるさんがYou chu barで配信している背後で、Sさんに鞄を漁られたことをお客さんが告白する声が入り込んでいたこともありました。

 

これまでのことからわかるように、Sさんは詐欺の常習犯であることは確実であり、その他の被害疑惑の噂も絶えない、明らかに怪しい人物です。

ところが、配信上で私を必死に叩いているひかるさんも、みずにゃんも、なぜかSさんがこれだけの悪事をしていてもそれほど責めようという気持ちがありません。

なぜかその悪事を暴いた私としんやっちょさんを悪者にしようと印象操作に必死なのです。

 

私は8月30日にひかるさんとバットマンさんに、Sさんから299万円騙し取られたことを相談し、しーくんはSさんに加担している可能性もあるが、被害に遭う可能性も考えられるから危険だという話もしました。ところがひかるさんもバットマンさんも、しーくんの被害を止めることはできませんでした。

しーくんの被害が発覚するまで、ひかるさんは「カナはしーくんも騙されてるとか言ってたけどそんな話なかった」としーくんの被害疑惑を確認もとらずに真っ向から否定しました。しかし発覚してからは、「しーくんはSさんにもカナにも騙されていた」という言い方をするようになりました。

私がしーくんがSさんに加担している可能性も考えて嘘をついて情報を聞き出したりしたことを、詐欺師と同じように騙していたとでもいうような言い方をしているのです。そして不思議なことに、Sさんのしーくんに対する悪事についてより、私がしーくんをいかに騙したかに重点を置いて追及していました。

しーくんもYouchubar店員であるという立場上、被害を告白することにも消極的で、あまりSさんを責め立てる気もない態度でした。

 

以上が、Sさんの詐欺のその他の被害者について今のところわかっている情報です。Sさんの詐欺について、何か知っているリスナーさんは情報提供よろしくお願いいたします。

こうやのりそな銀行の通帳の履歴

こんにちは。里香です。

この記事では、こうやのお母さんから提供していただいた、こうやのりそな銀行の通帳のお金の動きについて書きます。

今のところ、こうやがお金を騙し取られた証拠と言えるのはこの通帳しかありません。こうやの配信履歴は、それをさらに裏付ける状況証拠です。だからこの通帳には大きな意味があります。

 

こうやの通帳の履歴は2018年3月13日からはじまり、6月25日で終わります。Sさんにはじめて会ったのがおそらく3月3日で、その10日後から始まっています。

 

まずは、こうやがりそな銀行のお金の出し入れに使用したすべてのATMの支店名の一覧をご覧ください。

 

・セブン新宿区役所通り店(セブン-1120172)
・ゆうちょ銀行?(9901-0740)
●ファミマ板橋区大山駅南口店(ENET-170893)
イオン銀行?(0040-176)
みずほ銀行公務部?(0001-109)
・ ファミマ東新宿駅西店(RBT-3600239)
みずほ銀行新宿中央支店(0001-066)
・ゆうちょ銀行?(9974-4220)
・セブン福岡春吉3丁目店(セブン-1114691)
・ファミマ歌舞伎町広場前1号機(ENET-174873)
りそな銀行新都心営業部
●みずほ池袋支店(0001-230)
りそな銀行池袋支店
みずほ銀行板橋区大山支店(0001-628)
・セブン新大久保駅前店(セブン-1124362)
みずほ銀行新宿西口支店(0001-353)
・ファミマ歌舞伎町広場前2号機(ENET-174901)

 

一部調べてもわからない支店もありましたが、だいたいの支店がわかりました。・ではなく●にしているのは、Sさんに渡したお金を引き出していると思われるATMです。こうやは旅配信でもしない限り、東京にいる間はほとんど歌舞伎町周辺を活動拠点にしていました。一方でSさんの活動拠点は池袋で、不動産についての話をするときはSさんは決まって池袋にこうやを呼び出していました。

こうやが不動産契約のために動いていた3月末から4月頭は、私はこうやとラブホテルに一緒にいる時間が多く、スマホにSさんからの着信が来るとすぐにこうやが池袋へ向かったのを見ていました。Sさん自身も、こうやをいつも池袋のルノアールに呼び出していたと話していました。

また、Sさんの家の最寄り駅が板橋区の大山であることから、わざわざこうやが大山まで行って引き出したお金はSさんに手渡しているであろうことも予測できます。

 

以上のことを踏まえたうえで、●の支店での支払い及びSさんへの直接振り込みのまとめをご覧ください。

 

・3月15日 ファミマ大山駅南口店 200000円
・4月4日 ATMタカハシショウイチ 100000円
・4月11日 みずほ銀行池袋支店 340900円
・4月23日 りそな銀行池袋支店 170450円
・4月23日 りそな銀行池袋支店 50000円
・5月7日 みずほ銀行板橋区大山支店 100000円
・5月15日 ATMタカハシショウイチ 30000円
・5月21日 IB タカハシショウイチ 20000円
・5月21日 IBタカハシショウイチ 20000円
・6月7日 IBタカハシショウイチ 40000円
・6月13日 IBタカハシショウイチ 20000円
・6月18日 ファミマ大山駅南口店 50000円

 

なんと総額が1141350円になります。他にも歌舞伎町周辺で会ったときに直接手渡したお金もある可能性も考えると、それ以上だったかもしれません。

結果的にSさんは不動産屋ではなく、仲介業者ですらなかったことが警察の捜査によってわかりました。このお金は不動産の契約にまつわるお金ではなく、すべてSさんの懐に入っただけの不必要なお金だったのです。

 

では、時系列から、いつ何の名目でお金を要求されたかを予測していきましょう。

 

3月15日に大山で引き出した20万円は、前の家の契約のために必要なお金として手渡したのだろうと思われます。こうやはこの日、確定申告のために税理士にもお金を払っていて、ゆうちょ銀行で15万円引き出しています。

こうやはこのときのことを、「税理士に札束渡してぜんぶやってもらった」と自慢げに話していました。一日にこれだけの大金を使えることから、当時のこうやの羽振りの良さが伝わります。この頃のこうやは「お前が一生かけても泊まれないホテルに泊めてやるよ!」と言っておしゃれなビジホをとってくれたりして、お金に困っているようには見えませんでした。

 

その後、3月23日にこうやは急に「家を借りるのを諦める」と言い出します。そのことにはマサイの戦士さんとのトラブルが関係しているらしいのですが、詳細には語りませんでした。おそらく、このときに「マサイの戦士が警察に相談したせいで、警察から不動産会社に連絡が入った。このままだと契約できるかわからない。」というSさんの作り話を吹き込まれていました。

その後、こうやはSさんに電話で呼び出されたのに酒と薬でラリっていてすっぽかしてしまいます。そして3月31日のたまちゃん一日店長の日の翌朝、こうやはそのことで怒鳴られ「契約にかかった金は返さない」と言われてしまいます。

こうしてこうやは前の家に住む前に契約金と解約金をダブルで払うことになったのですが、それでも新しい部屋探しをSさんに頼みます。

そして新居への入居が決まったのが4月16日です。この前後にこうやはかなりの大金をSさんに払っているのがわかります。

4月4日から4月23日までの間に、こうやは51万1350円もSさんに渡してます。その内訳の詳細はわかりませんが、新居の契約にかかるお金、前の家の解約にかかるお金等だと思われます。

 

さて、5月7日に私はこうやから次のような相談をされました。

「前の家の契約のとのトラブルが原因で、不動産会社と訴訟問題に発展しそうになってる。裁判費用がないから示談にするしかないが、示談金も用意できない。」

私はこの日、半信半疑でこうやに10万円を貸しました。

こうやは示談金30万円をSさんに立て替えてもらいます。それから示談金のためのこうやの借金地獄が始まります。もちろんこんな裁判は存在しないし、示談金が必要だというのはSさんの作り話です。

借金を抱えていたときのこうやは目に見えてひどい鬱状態でしたが、重課金勢の囲いさんを大切にしたり、ふわっチップスイベントで上位を目指したり、花火2発で一駅進むふわっち式山手線ウォーキングをしたり、お金のためにかなり頑張っていました。

5月7日から借金を完済する6月18日まで、こうやはこまめに数万円づつ振り込み、28万円を渡しています。

 

以上が、こうやのりそな銀行の通帳から読み取れる情報です。

これでも、こうやがSさんからお金を騙し取られたことには信憑性がないと思いますか?

私の詐欺被害の件でSさんが捕まったことと、こうやの自殺は関係ないと言いますか?

こうやは最期の配信で、「お金の問題」「アイテムにとらわれるあまり面白い配信ができなくなった」と、はっきり発言しています。そういう状況に追い込まれたのは誰のせいか、明らかです。

 

こうやの配信履歴の中の証言

こんにちは。里香です。

この記事では、11月5日のしんやっちょさんとの配信上でも読み上げた資料、「こうやの配信履歴解読」の文面をそのまま載せます。

動画の方ではこうやの動画や音声も提示しているので、合わせてご覧ください。

 

↓この動画の5分~、こうやの配信履歴の解説をはじめます。

⑨【Sさん詐欺罪で逮捕】しんやっちょ!!リカ!!Sさんは実は不動産屋ではなかった?リカは300万円の被害総額と告白!! https://youtu.be/g8pHJ6028C0 @YouTubeさんから

 

⑩【こうやの金銭事情】しんやっちょ!!リカがこうやとマサイの戦士とのトラブル、こうやの生前の金銭関係について明かす!! https://youtu.be/IwoWlUedhO0 @YouTubeさんから

 

⑪【証拠動画】しんやっちょ!!カナ!!こうやが借金を告白した動画を公開!! https://youtu.be/e15dGF2iBes @YouTubeさんから

 

⑫【こうや最期の放送】しんやっちょ!!カナ!!こうやの最期の配信を視聴する!! https://youtu.be/tMcltm99msE @YouTubeさんから

 

もし時間に余裕があれば、実際にこうやのふわっちの配信履歴をチェックしてもらえれば、さらに真相に近づけます。

 

以下に載せるのが資料の文面です。

 

・2018年3月3日
『光さんの誕生会に行ってきたがホテルが埋まることを危惧し途中帰宅』

 

タイトル通り、ひかるさんの誕生会を抜けてホテルに来たこうやが、「部屋を借りれることになった」「今日行ってよかった」「俺の名義で借りられる」「家の心配はなくなった」と発言。私がこうやから聞いた話によれば、「Sさんはもともと俺のアンチだったひかるさんのリスナー。やくざだから無理やり俺の名義で部屋を借りてくれる」

 

・2018年3月20日
『俺が色んな人から金を騙し取っている噂について』

 

この日、みゅーつーの枠で「こうやが色んな人から金を騙し取っている」というコメントを目にしたこうやは、騙し取られたと言っている人たちからの凸待ちをしていた。もちろんこうやは、そんなことはしていないと主張していた。
そもそもこのような噂が流れた原因は、マサイの戦士さんとのトラブルにあるのではないかと、こうやはそのトラブルの経緯について語った。

2月に北海道に行っていたとき、こうやは真夜中にひどい体調不良になったが、精神安定剤を切らしていた。24時を過ぎてペックスもおろせないことから、不安にかられて「病院に行くお金がほしい。助けてくれ。」と複数のリスナーにLINE通話をかけた。そのとき最初に通話に出たのがマサイの戦士さんだった。こうやを心配したマサイの戦士さんは一万円を振り込んでくれた。
それから眠って翌朝目覚めると、気分が回復したのでこうやはすぐには病院に行かなかった。実際に病院には行ったが、それは一万円を振り込まれてから何日か経った後(2月23日)だった。緊急事態だと思って支援したマサイの戦士さんは、こうやに騙されたと思ったらしい。
その後、なぜかマサイの戦士さん本人ではなく、マサイの戦士さんの娘さんを名乗る人から苦情のDMがきた。本当に娘さんなのか、こうやは疑わしく思ったが、面倒なことになりたくないので娘さんの口座に一万円を返した。こうやはそれでこの件は終わったつもりでいた。
しかし、マサイの戦士さんはこうやをいつまでも責め立て、弁護士と警察に相談するとまで言い始めた。
ここまでがマサイの戦士さんとのトラブルの経緯だ。

「色んな人から金を騙し取っている」という噂の発端は、体調不良になった夜にこうやが複数の人に連絡したことを、マサイの戦士さんがそのように誤解して捉え、いいふらしているのではないかとこうやは推測した。
こうやは基本的に支援金は貰うもので借りるものではないと思っているし、このようなトラブルに発展しない限り支援金を返すことはないと言っていた。

 

・2018年3月23日
『家を借りるのを諦めようと思う』

 

本人名義で部屋を借りられることになったと喜んでいたはずのこうやが、タイトルの通り、この配信では急に家を借りるのを諦めると言い出した。その理由について、「自分の罪の重さに気づき、耐えられなくなった」「ある人を傷つけ、悲しませてしまった」「人を傷つけてまで生き永らえようと思わない」「謝罪したい」など、あるリスナーさんに対する深い反省の気持ちを語った。
そのリスナーさんと話し合った結果、なぜか福岡旅行にも行けなくなったという。

家を借りるのを諦めた理由は、マサイの戦士さんとの金銭トラブルと関係しているらしかった。マサイの戦士さんが警察に相談してから、そのトラブルがずっと尾を引いているらしい。なぜ今更その話を蒸し返しているのか、わからないので本人に事情を聞いて話し合いをしたいが、連絡がとれなくて困っていた。こうやは配信では言えない話もあるから通話をしたいと頼んだが、マサイの戦士さんは配信にコメントするだけでLINEのブロックを解かなかった。「どうしたら許してくれますか?」とたずねるこうやに対して、マサイの戦士さんは、「あなたの謝罪は保身の言い訳ばかり」「誤解を招くとか、私は誤解してないから」「お前は詐欺師」などとコメントするだけだった。

「すべての歯車は狂ってしまった。それは僕がまいた種だ」「家を借りようかと思っていたが、こんなことがあったらそれどころじゃないので自粛します」とこうやは言った。
「ここまで態度が急変するということは、何かあったということを察してください」と、こうやは自分の身に何か起きたことを匂わせた。

おそらく、こうやはSから「警察から不動産会社に連絡が来て家を解約しなければならなくなった」という話をされていたのだろう。3月15日にこうやはSの最寄り駅近くのコンビニで20万円を引き出しているので、契約に関わるお金を既に払ったあとの話だった。こうやは一度契約したはずの家を、まだ住まないうちに解約させられたのだ。こうして不必要な契約金と違約金を騙し取られたと思われる。

 

・2018年5月19日
『執念』

 

この日の配信で、こうやはある事件で訴訟問題になって示談金が必要になり、借金苦に悩んでいることを打ち明ける。

 

「ギャンブルに走るかな。ギャンブル配信しようかな。借金があってさ、俺どうしようもねえんだ。借金返すためにギャンブルやろうかな。どうすればいいと思う?借金あと14万あるんだよ。30万あったけどあと14万なんだよ。どうしよっかな。借金ある。ちょっとしたことでね。俺が悪かったんだけど、まあ訴えられたってことだね。まあ、示談ですよ。ある事件で示談金を払ったんですね。その示談金が足りなくてある人に借りたんですね。で、それで借金があるんですよ。ギャンブルはだめ?じゃあどうしたらいいかな。ずっとこの家でくすぶってるのは飽きちゃったよ。」

 

この話は、私が5月7日にこうやから相談された内容と一致する。こうやがSから聞かされた、「マサイの戦士のせいで警察から不動産会社に連絡が入った」という話が、「そこから不動産会社との訴訟問題に発展した」という話にさらに広がっていたのだろう。その話はすべて嘘だった。こうやは30万円借りたのではなく、30万円を示談金としてSに立て替えてもらったのだった。こうやは架空の示談金を騙しとられていた。

 

・2018年5月25日
『家賃は滞納します』

 

この日の配信で、こうやは裁判と慰謝料の話、検察に行った話をしている。

 

「色々あったの。色々あって、出費が多くなったの。その色々あったっていうのは、まあ、話しますよ。そう、裁判の話ですね。裁判でね、なんだっけな。裁判の話で色々あかんくなって、わかる?裁判費用で、慰謝料みたいので、俺の貯金が飛んだわけですよぜんぶ。それで貧困生活になってしまった。で、あと慰謝料とかがあったんだよ、色々。裁判でね。」
「検察に呼ばれて行ったんか?ああ、それは行ったよ。でも何もなかった。話し合いだけで終わったよ。でも金バエさんみたいに罰金刑とか、そういうことはなかったなあ。」

 

この話は謎が多い。示談金を払えば裁判にはならないはずなので、なぜまた裁判の話になっているのか、慰謝料とは何なのか、よくわからない。こうやが示談金を裁判の慰謝料と勘違いしたのかもしれない。
検察に行った理由も定かでないが、刑事事件にならなければ検察には行かないはずなので、何かしらの罪に問われていたのは事実だろう。マサイの戦士さんが警察に相談したことで刑事事件になって呼ばれたのかもしれない。

 

・2018年6月18日
『実は僕は、』

 

この日の配信で、こうやは30万円の借金を完済したと話している。

 

「借金を、今日ぜんぶ返してきたんですよ。配信をずっとしてなかったでしょ。借金はもうなくなったんですよ。30万。それなのに俺、また借金をするなんて嫌だよ。30万やっと返して、今は、もうないんです。だから。貯蓄をはたいて、ほとんどない貯蓄から、頑張って返してって、完済したんです。今日ぜんぶ返し終わったんです。」

 

こうやは30万円を借りたと言ってから、5月15日に3万円、21日に4万円、6月7日に4万円、13日に2万円をSに振り込んでおり、そしてこの日、Sの最寄り駅近くのコンビニで5万円を引き出している。通帳で確認できる分は18万円なので、残り12万円は手渡していると思われる。
それまでひどい鬱状態だったこうやは、借金を完済してからは元気を取り戻し、明るくなってよく喋るようになった。

 

・2018年6月26日
『こうや。のライブ(琢磨イズム)』

 

こうやの最期の配信。遺書はなかったので、この配信が遺言ということになる。

 

「美しい。この世は美しかった。……終わります。僕は、真面目でした。少なくとも真面目でした。皆を楽しませようという配信を、しようとしてきました。でもお金の問題があってできませんでした。お金になる配信ばかりしてきました。それが僕の、重罪です。皆を楽しませる配信ができなかったことを、僕は今ここに悔います。でも僕は、僕の配信を見てくれる人を最後まで愛していました。ありがとう。俺は、リスナーさんを愛している。俺のリスナーさんを……。いつだって笑える配信を目指していた。だけどアイテムにとらわれるあまり、面白い配信ができなくなった。それは俺が原因だよ。ごめん……。俺は頑張る力も失いました。今までありがとう。これからは……これからは、神になります。これからは神になり、人々を見守り、配信者たちを見守ろうと思います。皆さん頑張ってください。俺はいつだって見守っている。リスナーさんも。……ありがとう。じゃあ、終わります。これにて僕の配信は終了です。じゃあ、さよなら。」

 

借金を返してから元気になったこうやが、前日25日の夜、また急に「俺はもうすぐ死ぬ」と言い出した。もしかすると、借金を完済して安心していたところに、またSから金銭要求されて絶望したのかもしれない。
こうやは配信業で家賃が払えなかったら実家に帰り就職することを条件に、父親に保証人になってもらった。配信生命の終わりは、こうやの人生の終わりを意味した。
死亡推定時刻はこの配信の直後だった。

 

以上が資料の文面でした。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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